【書籍】私は誰になっていくの?クリスティーンブライデン著
【書籍】私は誰になっていくの?クリスティーンブライデン著
46歳で若年性アルツハイマー病を発症した著者が綴るアルツハイマー病者から見た世界です。
老年性とは受け取り方が若干違うのかもしれませんが、認知症方の見方、考え方を想像する為に大変に参考になります。
科学的な知識や考え方と共に症状と向き合って努力をする事大切さ、周囲の理解と寄り添いの重大さを感じました。
また、キリスト教の信仰の事も語っています。
2003年初版という事で、認知症という言葉ではなく、痴呆という言葉が出てくるのも印象的です。
本書の最初の「日本の読者のみなさまへ」という文章が胸に痛いです。
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