またしても「お知らせ」と、ちょっと思ったこと。
こんにちは!スマスマ岩井です。
4月から復活したスマスマですが、私たちの住む群馬県安中市が
『まん延防止等重点措置の区域』に指定されたことを受け
またしてもお休みのお知らせとなりました。
波のように、押し寄せては引いて.....新型コロナウィルス。
今、始まっている「ワクチン接種」に期待しましょう。
話は変わりますが、角田光代さんの小説「坂の途中の家」をご存じの人はいらっしゃるでしょうか?
『子育て中の女性がとある刑事裁判の補充裁判員に選ばれ、子どもを殺害した母親についての証言を聞くうちにそこに自分を重ね、今の自分の人生そのものに疑問を抱くというもの。』
と説明書きにありましたが、子どもを殺害したというのは、初めての育児で泣き止まない子どもを抱えて、夫の心ない言動、義両親の親切の押し売り、そのようなものに「助けて」ということもできずに事件は起きてしまう。
補充裁判員に選ばれた女性は、子育て中の自分と重ねてしまい、苦しみますが
最後の審議の際
「彼女に足りなかったのは『共感』だった」
そういうセリフがありました。その言葉にドキッとしました。
これって「認知症の介護者」の人にも言えることなんじゃない?と.....
コロナの騒ぎも1年半にもなり、スマスマも開店休業。
「こんな時、私は何の役にも立たない」
と、正直まいってました。私。
しかし、この作品を見て(Huluで見れます!)
やっぱり「共感」できる相手、場所、環境、これって大切なんだと、改めて思いました。
会って、ご飯食べながらおしゃべりして、認知症の介護の愚痴を言いあい、聞きあい、分かり合う。
とっても大切なこと。
今はまだ、不安定な世の中だけど、また今までのように、スマスマが開催されることを願っています。
それまでは、皆さん体に気をつけて。また会える日を楽しみにしています。
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